サンジはクソジジイに少し食料は分けてもらっていたのでしばらくの間は空腹を免れることが出来ていました。
しかし、一向に助け船は来ず、サンジはみるみる痩せていってしまいます。
岩山に人がいるなんて誰も思いませんから。
このやせ細った状況の時に、自分が惜しげもなく残り物の食材を捨て、残り物を食べている仲間たちを「みっともない真似やめろ」と言っていた自分を悔やむのでした。
限界が来たサンジはクソジジイのもとへ食料を奪いに行きますが、
クソジジイはなんと食料はあるだけ全部サンジに与えていたのです。
食料が入っていると思われる袋には、食べ物ではなくお宝しか入っていなかったのです。
ゼフはどうやって、この空腹を生き延びたのかというと、なんと自分の足を食べ空腹をしのいだのです。
当時10歳のサンジには衝撃だったことでしょう。
サンジはゼフに恨みしかもっていなかったものですから、なんでゼフはサンジにそこまでするのかわかりません。
食料は全部サンジに与え、自分は、戦闘にいつも用いた大事な足を失ったのです。
ちなみに、漫画では自分の足を食べたとなっていますが、アニメの方では瓦礫で足をやられたという設定になっています。
アニメは小さい子も見ていますから、そこら辺の配慮ですね。
私も、この場面を読んだ当初はよく気持ち悪くなってしまってました。
サンジは自分をこの状況に追いやったゼフを恨んでいたので、「お前になんか優しくされたくない」と吠えます。
ゼフは同じ夢を持っていたからだと答えました。
ゼフの仲間はオールブルーは無いと言っていましたが、この場面でゼフはオールブルーはあると言っています。
それとサンジに時期がきたグランドラインを目指せとも言っています。
そして、サンジに語ります。
仲間も何もかも失った今、もしこの状況から脱出し生きながらえることが出来たら最後の生きがいに海のど真ん中にレストランをぶっ建てようということでした。
その後、二人は発見され一命をとりとめます。