九巻に入りました!!
九巻の単行本の表紙の絵と色好きです。
アーロンがイーストブルーを全支配しようとしてるんですね。
植民地状態です。
そして、ゲンさんが武器を所持していたということで、アーロンの怒りを買い、殺されそうになります。
さすがの村人たちも黙っていることが出来ず助けようとしますが、ゲンさんは言います。
「死んでしまってはすべてが終わる!私が死んでも戦う事をやめるな!!」と。
ここの村の人たちの戦いとは、ひたすらに耐え忍ぶことなのです。
ですが、ウソップが、全身震えながらも登場。
ゲンさんは命拾いします。
そして、標的はウッソプに変わってしまいます(笑)
攻撃が、「卵星」なのが、まだ海賊ごっこの名残があるなと感じられますね(^-^)
ナミが現れると、ゲンさんとノジコ以外はみんな家に帰ってしまいます。
村人全員のために一人犠牲になり、それでも必死になっている姿を隠しているナミを見るのは本当に痛々しい事なんだろうなと、感じます。
「何が何でも1億ベリー稼いで、私はこの村を買うの」
と無邪気に笑うナミがですが、事情を知っている身としては、心苦しいですね。
種族や、怨念やら歴史の問題というのは、どうにもやはり、お金では解決できないことなのだなと、痛感。
アーロンの恨みというものは、きっと支配がうまくいき、全世界が支配下になったとしても、根っこの方の気は晴れず、破滅的になっていくものだと思います。
それを、ひたすらに耐えて、必死で頑張ればどうにかなると、少しの望みを信じ続けるナミが、健気でなんとも痛々しいというか。
ナミにはそれしか選択肢がないですから。
彼女が背負った運命です。