ゾロ対はっちゃんです!
ハチは、後々に愛らしいキャラとして再登場しますが、ここでは憎ったらしいただの敵です。
鷹の目との戦いで、刀を一本しか持っていないゾロはヨサクとジョニーに
刀を一本ずつ借りて、ハチと戦います。
鷹の目から受けた傷の処置をしていないので、なんとも痛々しいです(=_=/
ゾロの攻撃に「刀狼流し」というものがありますが、スリラーバークで出てくる、
「鼻歌三丁」という攻撃に似ています。
数秒後に斬られた事に気づくというものですね。
三本の刀じゃ六本の刀には勝てないと思い込んでいるハチですが、
ここでゾロの名言が出ます。
「三本でもおれとお前の剣の一本の重みは同じじゃねえよ!」
それを聞いたハチは、勘違いします。
「こう見えてもおれの剣は300キロだ!」
違うんです!
ゾロは、重量的な事を言っているのではないのです!
ゾロの刀にはクイナとの誓いが入っています。
その信念の重さの事をゾロは言っているのです。
理解のないハチに、
「バカには返す言葉もねえ」
と、攻撃を再開します。
確かに、信念やら誓いやら野望やらの類は目には見えませんからね。
わからない人にはさっぱりわからないでしょう。
何が何でも勝ち続けて頂点に立つという、ゾロの信念。
かっこいいなと思ってずっと見てきました。
これは若ゆえの踏ん張りです。
この年代の人にしかできません。
野望むき出しのまさに野犬です!
眼中にないと、ハチは吹っ飛ばされます。