十巻最後の回です。
ここからようやく、ルフィとアーロンとの闘いが始まります。
アーロンに、
お前と俺の違いはなんだと聞かれ、
ルフィは「鼻」と答えてしまいます。
ルフィは真面目に答えたつもりですが、
アーロンは怒ってしまいました(;・∀・)
生まれながらに、能力の差が違うということが言いたかったのです。
しかし、ルフィはそんな事微塵も思っていません。
アーロンは、幼い頃から差別を受けてきました。
その反動なのか本心からかはわかりませんが、自分も人間に対して差別をするようになってしまったのですね。
人間はみんな敵なのです。
種族主義だから。
生まれながらの能力の差。
これが違うんだと言い張るアーロンです。
しかし、ルフィにはそんな理屈通じません。
ここの回のルフィのセリフが好きですね。
俺は何も出来ねぇ!だから助けてもらうんだ!!と。
でもアーロンに勝つ事ができるんです。
みんなそれぞれできる事が違って、無い部分を補い合う。
自分は自分のできる事を精一杯する。
という、ルフィのスタイルですね。
アーロンは、肉体面での強さの事を強調していますが、
ルフィは、精神面がとてつもなく強いです。
結局はそこが一番大事なのです。