クロッカスさんが一味との会話の中で、「数年だが船医の経験もある」と述べています。これはロジャーの船に乗っていた時のことですね。ちなみに船医と知って、ルフィが船に勧誘しますが、「もう無茶をする気力は残ってない」と断っています。
ラブーンが待っている海賊の話を聞いて、サンジが死んでるに決まってるだろ、という事を言いますが、ウソップがムキになって「なんでそう夢のない事を言うんだよ!美しい話じゃないか」と怒ります。ウソップのこういうところ好きです(笑)
ですが、クロッカスさんは彼らは逃げ出したのだと話します。確かな筋の情報だとのこと。実際は病気にかかったり、戦いによっての全滅なんですけどね。ブルックを除き。
ラブーンがその情報を信じようとしないのは、もしかしたら何かまだ仲間が生きていると感じ取っていたのかもしれません。ただの頑固ではなく、クジラならではの勘があったのかも。なんて思ってみたり。
実際にブルックはずっとラブーンとの約束を果たすと思い続けているわけですからね。
以心伝心みたいな感じかな。
でも、クロッカスさんによると、「待つ意味を失うのが恐いから吠え続ける」のだそう。逃げ出したと思い込んでいて、50年越しの再会って・・・想像したら感動です。
言い換えれば信じ続ける事の強さを持ったクジラなのです。
そして、その話を聞いたルフィが、ラブーンに約束します。一周したら会いに来ると。
これで、ラブーンは壁に頭をぶつけ続けることなく、また新たに待つ意味が出来たのです(^-^)身なりはでかいけど、健気な心を持った可愛いクジラです(^-^)