タイトルが素敵ですね。130話は私の好きな話の一つでもあります。
ナミが原因不明の病気に侵されてしまいます。ナミしか舵を取れないので一味にとって一大事です。
医者を探そうとしますがナミはまっすぐにアラバスタへ向かうと言い張ります。
それには理由があり、実はアラバスタは今物凄く危機的な状況だったんですね。
ビビに言っても船の速度は変わらないし、ただでさえ考え込むビビを見てきたナミです。アラバスタに着くまではと、そのことは黙っていたのです。
不安にさせないためです。
100万人という国民の命を背負っているビビです。考えた末に決断をします。
みんなに「これから最高速度でアラバスタへ船を進めてほしい」と、頼むのです。
えー!?ですよね。一般にこういう女性がいたとしたら間違いなく嫌われるタイプです(´・ω・`)
ナミがこの状況の時に、こんなことを言われてもそりゃ、みんないい顔はしません。
ですが、王女ビビです。
「だったらすぐに医者のいる島を探しましょう」
それがこの船の最高速度でしょ?と、さすが一国の王女です。演説に説得力があります!さすがです。
可愛くて健気で優しくて一生懸命なビビですが、たくましさと強さを兼ね備えているところが美しさを際立てております。
巨大サイクロンが現れ、ナミの指示がなければ船はのまれてしまうところでした。
理論だけではなく、体で天候を感じ取ってるということです。
可愛いというそのイメージが先行してしまいますが、
相当の腕を持った航海士なんだと再確認です。