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ワンピースブログ[十六巻] 第142話〝ドクロと桜〟


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チョッパーは本当は喋れるのに、ヒルルクの前で三日間も黙っていました。

今まで言葉を話すと化け物だと言われていたせいですね。

「喋ると嫌われると思った」とのこと。

もちろん、ヒルルクはそんなこと気にしませんね。

 

チョッパーの名付け親はヒルルクでした。

たぶん名前で呼ばれるのも初めてなんでしょうね。

 

ヒルルクの「この国は今病気なんだ」という言葉が重いです。

人の心が病んでいるのです。

ヒルルクはこの人の心の治療をしようとしているのでしょう。

 

 

人はきっと心の治療なんて出来るはずがないと言うでしょうね。

しかし、ヒルルクはその不可能を実現させようとしているのです。

 

自分の実体験からですね。

驚くほど綺麗な桜を見て、自分の病気が治ったというものです。

それをこの国でも実現させようとしているのです。

 

はみ出し者同志、仲良く暮らしますが、

ある時ヒルルクはチョッパーを冷たく突き放します。

自分が病気で余命がわずかだからです。

 

やっと心許せると思った人に出会えたのに、酷な話ですよね。

「俺はお前を絶対に撃たない」と出会った時に言ったヒルルクはチョッパーを突き放すために、銃で撃ちました。

 

チョッパーの気持ちを考えると、本当に心が痛い事です。