クリケットおじさんや、マシラとショウジョウとうちとけることができ、いよいよ空島へと行く方法をクリケットおじさんが提案します。
二十四巻で起こった昼間なのに空が急に暗くなる現象はどうやら科学的には積乱雲が積み重なって起こる現象で、積帝雲と言うらしい。
どうやらあの時にすでにメリー号の上には空島があったという事になりますね。
〝積帝運は何千年何万年もの間変わることなく空を浮遊し続ける雲の化石〟
なのだそう。
ロマンですねぇ。
雲は形を変えるものという常識が覆されます。
そしてクリケットおじさんが言うには、「空島が存在するならそこにしか可能性はない」とのこと。
あとになればわかるのですが、実は空島は一つだけではなくいくつも存在するんですよね。
そしてそこに行くには一般的に【災害】と呼ばれている〝ノックアップストーリーム〟に乗って飛んでいくことになります。
ルフィは勿論行く気満々ですが、ノリノリだったウソップ、ナミは急に正気に戻り
ウソップは恐怖から「タイミング良くそんなにうまい話があるわけがない」とクリケットおじさんを責め始めます。
しまいには「お前はうそつきノーランドの子孫だもんなぁ!!」と暴言を吐いてしまいます。
小心者なんですねぇ。
しかしクリケットは、言われた事に対して怒る事もなく、空島へ行ける理由を述べます。
「おれはお前らみたいなバカに会えて嬉しいんだ」とのこと。
ということで、みんなで飯を食う事になりました。
海の幸サンマのフルコースで宴です。
どうやらこの島ではサンマがとれるようですね。
サンジは寿司も握れるんだ(笑)
盛り上がっている中、ロビンは片隅でノーランドの日誌を読んでいます。
「髑髏の右目に黄金を見た」
という文がノーランドの最後の日記です。
全くもって謎の文章。
しかしこれは後々の重大なヒントとなります。
金塊狙いのベラミー一味が東の海岸へ到着したところで229話は終了。

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