三十五巻に入りましたが単行本の表紙がルフィとウソップが戦っているので「え?」ってなりますよね。
背後にいる謎の仮面の男はフランキー。後に仲間となる男です。
メリー号が「死を待つだけのただの組木」と言われてしまい、「ならもう一度同じ船を造ってくれ」と頼みますがそれは無理だと断られてしまいます。
「同じ船は二度とは作れない」
ということで諦める方向しかありません。
普通の人にはただの船かもしれませんが、一味にとってはかなり思い入れのある船です。
特に初期のメンバー、ウソップはもちろん、ルフィ、ナミなんかも手ばなしたくないはずです。
今まで「嫌だ嫌だ」で通ってきたルフィですが、今回ばかりはどうにもなりません。
ルフィに「それでも船長か」と言いましたがアイスバーグさんもなかなかです。
「それでも市長か」と言われても仕方ないです。
ウソップと共に二億ベリーが盗まれたことにやっと気づきます。
酷いやられようです。
「俺が弱いもんで」とこの時点でもう心も折れていて心配ですね。
ここでウソップがどれほどメリーを愛していたかが思い出されます。