三十八巻に入ると単行本の表紙に仮面を被ったウソップらしき人がいるので、どうなるんだ!?と全く予想のつかないです。
第358話の扉絵は海王類と一緒に海を走るメリー号。
メリー号単独での扉絵はこれが初めてで、新鮮さを感じるとともに寂しさも感じます。
前巻ではトムさんが連れていかれ、フランキーが海列車に素手で挑んで海に散ったところで終わりました。
残ったココロさんは、飲んだくれになってます。
人は忘れたい事がある時に飲んだくれになります。
「そのうち楽しい酒を一緒に飲もう」というアイスバーグが寂しさを助長する。
会社がなくなったわけですから、これでみんな解散ということになります。
トムさんの意志を受け継いだアイスバーグ。
「この町を変える」との決意です。
大体、あり得ないような功績を残す人というのは過去に何かしら不条理な目にあっていたりするものです。
海に散ったフランキー。
意識がありました。
乗り捨てられた廃船に、ガラクタ、鉄くず・・・。
フランキーがサイボーグと化す場所になります。
持ち前の真面目さと誠実さで、アイスバーグさんは着実に市民への信頼を積み上げてきたようです。
そんなアイスバーグさんの元へ四年ぶりに顔を出すフランキー。
完全に死んだと思い込んでいたようです。
そりゃあ、同じ釜の飯を食ったのですから、トムさんと同時にフランキーもとなると寂しいですよね。
古代兵器の設計図はここでアイスバーグさんからフランキーの元へと渡ります。
ここで、〝カティ・フラム〟の名は捨て、フランキーに改名することになります。
アイスバーグさんはアイスバーグさんでフランキーの命が大事だし、フランキーはフランキーでアイスバーグさんの命が大事です。
フランキーが島を出て行こうとやっぱりアイスバーグさんのことが心配だから、近くで見ているというのがあるのでしょう。
それと、町の兄貴として、慕ってくれている子分たちもいます。
・・・それから四年後、こうしてフランキーは設計図を持っていることにより、やっぱり狙われてしまった。
スパンダムという因縁がまだ続いていた。
意気込むがすぐに謝っちゃうウソップ可愛い(笑)
〝麦わらの仲間〟と一緒に連行されることに。
一方アイスバーグさんは、CP9のシナリオによると、このまま殺されるという結末でしたが、背負って出てきたのはチョッパー。
ゾロの刀を加えて出てきたところがカッコイイ!
動物×刀がこんなにカッコイイとは思わなかった。
スポンサーリンク