シャボンティ諸島に到着し、ルフィ、ナミ、チョッパー、ロビン、ブルック、ハチ、ケイミ―&パッパグが降り立った。
その後ゾロも単独でシャボン島に足を踏み入れます。
完全に迷子になること間違いなしです。
船に残ったのはウソップ、サンジ、フランキーです。
ウソップとフランキーは船の修理のために残りました。
サンジは、ナミに頼まれお宝番です。
後に明らかになりますが、このシャボンティ諸島では、ハチとケイミ―は絶対に魚人と人魚だという事がバレてはいけません。
なんとこの島では人身売買がまかり通っているのです。
人魚は希少価値が高いのですぐに攫われてしまいます。
魚人も人間に嫌われているので、その身は隠さないといけません。
ということで、タコの魚人であるハチは六本ある腕の二本しか露出していません。
ケイミ―は人魚で足が無いので、尾ひれを隠してハチのおんぶで移動します。
いつもは鈍感なルフィがハチのおでこの異変に気が付いた。
これは、『太陽のマーク』の入れ墨を隠すためですね。
何故おでこを隠しているのかは、60巻以降で明らかになります。
一味はシャボン島の乗り物『ボンチャリ』に乗って進みます。
一日レンタルで500ベリー。
日本円で500円です。安いですね。
レンタルではなく、購入する事も出来るらしく、やはりチョッパーとルフィはボンチャリを欲しがります。
しかし、勘のいい人や事情の知っている人なら気が付くはず。
この島以外ではシャボンは割れてしまい使えないので、買っても意味がありません。
お店の人はそれをふまえた上で無知な観光客に売っているというわけです。
こういう詐欺商売には気を付けたいところです。
後からハチにそのカラクリを聞いてナミとロビンはしっかりと理解しますが、ルフィだけは話を聞いてもイマイチよく理解していないみたいです。
しかし今よくよく考えて見れば、後で事件が勃発するので、この店にレンタルのボンチャリが返ってくることはありません(笑)
ボンチャリで移動中、魚人島の話になると、〝人魚姫〟という名前が出てきます。
〝しらほし〟のことです。
こちらのホテルはシャボンで出来ているとの事。
日本で言う〝カプセルホテル〟みたいなものですね。
ショッピングモールを見つけ、ナミとロビンは別行動になります。
ロビンがいるので、安心感があります。
それでもケイミ―だけはナミとロビンについていかないでルフィの元に残りました。
何かを察したロビン。
「悪い歴史が残っているのかも」
ということで、後にロビンの勘は当たります。
それでもルフィ、チョッパー、ブルック、ハチ、ケイミ―&パッパグは楽しく進みます。
しかしその先で何やら事件が起きてる。
海賊の首についている首輪が爆発してしまった。
ハチの説明によると、
「奴隷の首に首輪がついていて、逃げると爆発する仕組み」だとのことです。
なんと、ワンピースの世界に遂に『奴隷』という重々しい言葉が出てきた。
そんな哀れな海賊の元に天竜人の飼い犬がやってきておしっこをかけた。
そして遂に天竜人が初登場。
まだまだ謎の存在であります。
喋り方も独特です。
ヘルメットのようなものをかぶっているのは、一般人と同じ空気を吸わないためです。
後ろについてきている恐い大男も、実は奴隷です。
こんなでかい図体をしているのに、首輪をつけられ町中を四つん這いで歩くなんて、屈辱もいいところです。
胸が絞めつけられました。
そして爆発した海賊に対しては「しつけが下手」との言葉。
足蹴にした上に、銃でとどめをさしました。
これを見てルフィが黙っているはずがありません。
しかし今回ばかりは逆らっては相当ヤバい事になるらしい。
ハチが必死にルフィを押さえます。
ここでのパッパグの説明からの情報
・800年前に【世界政府】が出来た
・造ったのは20人の王たち
・その末裔が天竜人
とのことです。
だいぶ話が本格的になってきました。