マネマネの実の能力で、ハンニャバルに化けたままボンちゃんはルフィの元へと向かいます。
どうやらマゼランの毒をくらって生き延びた者は今までに一人もいないのだそうです。
これでルフィが生き延びれば、またもや前代未聞ということになります。
Mr.3の発した「奇跡は起こらない」という言葉に反応したぼんちゃん。
ぼんちゃんが思い出したのは〝奇跡の人〟と呼ばれているオカマ王イワさんです。
医者が助けられなかった人間を何人も助けたのだそう。
ここには【オカマ王】と書かれていますが、果たして【女王】ではなく【王】でいいのか?後に出てくるイワさんはジェンダーみたいな部分もあるからそれでいいのかもしれない。
ぼんちゃんはハンニャバルに扮してその〝イワさん〟がいるという【極寒地獄】へ向かいます。しかし、囚人リストの〝エンポリオ・イワンコフ〟(イワさんのフルネーム)が棒線で消されている。
極寒地獄の刑に耐えられずに死んだんじゃないか?と思うところですが、ぼんちゃんはそんなことは思わず、釈放か死刑を想像します。
監獄の職員にたずねると、イワさんは数年前に忽然と姿を消したらしい。
しかも、姿を消す者はその他にもたくさんいて、その行方は未だに謎のままなのだそう。
極寒地獄ではかろうじてルフィが生きていた。
寒そうだし痛そうだし最悪です。
つい数日前まで楽しい宴をしていたのに、人生の波が激しすぎる。
そうです。それがまさに地獄なのです。
ルフィの元へとたどり着いたぼんちゃん。
ぼんちゃんもかなりやばい状態です。
そんなぼんちゃんに、囚人の一人がウソをついた。
その囚人から教えられた先は、なんとオオカミの巣。
さすがのぼんちゃんもオオカミにやられてしまいそうになる。
ここで出たのがルフィの覇気です。
この覇気があれば悪魔の実の能力が使えない状態でも、結構な戦いができそう。
実際大物の海賊達も、この覇気の力を使って能力者の海軍と戦っているのでしょう。
ルフィもぼんちゃんも完全に気を失ったところで、ラストに謎の男(女)が登場。
きっと二人は今死の淵をさまよっていることでしょう。