Mr.3の〝ドルドルの実〟の能力により、囚人たちはマゼランから逃れることができました。しかしこのチャンスにルフィはマゼランともう一度戦うと言い出します。
一度マゼランの毒をくらってあんなに苦しんだというのに・・・。タフというかいい意味でバカです(^^;
そういえばルフィ、一度リトルガーデンでMr.3と戦った時に、敵だというにも関わらずかなり羨ましがっていました。
今回はMr.3と手を組み、あの時の憧れを再現することが出来て良かったですね。
確かにマゼランの毒を通さないこの状態であれば、勝機はあります。
ただマゼラン相手では一筋縄でいかないのも確かです。
一方でルフィ以外の囚人たちは遂にインペルダウンの正面入り口にまでたどり着いた。
きっと夢のような気持ちでしょうね。
海軍の軍艦を奪って逃げるという作戦でしたが、そこには一隻の軍艦もありません。
これでは海へ逃げることも出来ずに、マゼランが来てお終いということになってしまいます。
ここで頼りになったのが魚人のジンベエです。
何か作戦があるようで、インペルダウンの扉にクロコダイル、Mr.1、そしてバギーを乗せて海を勢いよく走ります。
バギーは〝救世主〟ということで、いつの間にか囚人たちの【カリスマ】になっています。
しかしバギーは勇敢であるがゆえ、一緒に乗ったのではなく、『七武海と一緒にいた方が安全だから』と理由でジンベエの作戦に乗ったのです。
ここで出たジンベエの技が、〝魚人柔術〟〝水心〟です。
海の水を水中で掴んで発射するという人間業ではない力を発揮しました。
海に翻弄される人間が多いなかで、逆に海を操る男。
何故七武海だったのかがわかる場面です。
その海の水に乗って、クロコダイル、Mr.1、バギーの三人が海軍の軍艦に乗り込んだ。バギーに関しては予想外の展開だったようで、着地に失敗する。そこが愛らしい。