インペルダウン内ではマゼランの毒にやられたはずの黒ひげが生きていた。
なんと黒ひげを助けたのは、シリュウです。
シリュウは、事が終わればまた監獄に閉じ込められると思ったのでしょう。なんと黒ひげの仲間になりました。
こちらの事態はどんどん最悪な方に展開していっています。
シリュウみたいなヤバい奴が黒ひげの味方につくとさらに相当ヤバいはずです。
一方ルフィ達が乗る軍艦では、マゼランの毒によってやられてしまったイナズマの治療にあたっています。
イナズマは『革命軍に必要なニューカマー』だからここでリタイアさせるとのことです。
ストーリーが進んだ時に、とても重要な人物として再度登場しそうですね。
とりあえずは一段落したというところで、ルフィとジンベエが会話をしますが、ここでジンベエがアーロンを匂わせてきます。
前からルフィにはアーロンのことについて、感謝と謝罪の気持ちがあったのだそうだ。
どうやらジンベエにとってもアーロンのことについては悩みの種だったようです。
『魚人=悪』ではなく、色んな魚人がいるんだということが、ここでわかります。
ジンベエの話を聞いていたバギー、Mr.3、その他の囚人は、ここで初めてこの軍艦が『海軍本部』に向かっているということを知ります。
どうやらこのまま完全に脱出できると思っていたようです。
「そんなとこに行くくらいなら監獄に戻りたい」という輩まで出てきてしまいます。
ここで、軍艦に海軍からの連絡が入ります。
海軍によると、この騒動の主犯格はルフィとバギーの二人だということになっています。
元七武海のジンベエやクロコダイル、革命軍のイワさんをおさえて、バギーが主犯格となったのは面白い。
その理由には〝元々ゴールド・ロジャーの船に乗っていた〟ということと〝赤髪のシャンクスと兄弟分〟であるということがあげられました。
このことに関してはバギーはあまり表ざたにしようとしていなかったので、不本意のとこでしょう。
政府側は、最初にルフィとバギーがインペルダウン内で一緒に行動していたことと、ロジャー、赤髪との繋がりを見て
「バギーの目的も、ルフィと同じエース救出だろう」という結論を出しました。
もともとバギーのことを救世主だと崇めていた囚人達もこれで本格的にバギーの信者となっていきます(笑)
段々と、バギーが思ってもいないような方向に事態は流れていきます。
バギーは政府に目をつけられてはまずいので、このことは隠し通してきました。
しかしここで遂に公になってしまう。
ジンベエ、イワさん、クロコダイル、Mr.3あたりは、バギーの弱さに関して理解していますが、囚人たちは完全にバギーのことを「凄い人物」だと思い込んでいきます。
バギー最高に面白いです。
これに輪をかけてルフィがレイリー(ロジャーの船の元副船長)の話をしたもんだから、囚人たちもMaxに盛り上がっていきます。
しかしこうなってしまっては、バギーもまんざらでもなさそう。
段々とつけあがっていきます。
そして軍艦を奪おうと言っていた囚人達を「白ひげの首をとる」と言ってまとめあげてしまった。