ルフィの覇王色の覇気が初めて公の場で発揮された。
それぞれがルフィの覇気に対して思ったことがあり、それが面白い。
大体の人は「赤髪や白ひげと同じ覇気だ」と思い、
赤犬は「無意識で発せられた」ということを察知した。
黄猿はやはりここでも軽々しく「恐れ」を口にした。だが黄猿の場合は恐がっているようには見えない。
鷹の目は沈黙しているが、何を思ったのか・・・。
エースも驚いていて、ガープに関しては「やはり持って生まれたか・・・」と、悟りはもともとあったようですね。
ガープのこの言葉は一体何を意味するのか?
それは話が進めばきっとわかることなのでしょう。
この覇気が発揮されたことにより、海軍もルフィへの見方を変えます。
今この段階で仕留めておかないと、今後手に負えなくなるという考えです。
確かに今はこの戦場においてルフィはほぼ無力で、周りの手助けなくしては完全に死んでいたことでしょう。
そのくらい今はまだルフィには力がないのです。
海軍がこの機を逃す手はないと思うのは当然です。
ここで白ひげが命令を発した。
紙の中から感じ取れる白ひげの迫力に目頭が熱くなってしまった。
白ひげも〝Dの意志〟について、何かを知っているようで、ルフィにその未来をたくしたようです。
それにしても〝Dの意志〟とは一体なんなのか・・・。
もう二十年も連載されているというのに、かなり長い間じらされています(笑)
白ひげ傘下の海賊たちは一斉にルフィの援護にはいります。
鈍感なルフィに対してイワさんがルフィを諭す。
「白ひげの心当てに答える覚悟があるのか」と。
しかし周りがどれだけなんと言おうとルフィの目的はただ一つ。
『エースを助けること』だけなのです。
それを見ていた鷹の目がルフィに攻撃しようとしますが、そこはMr.1ダズ・ボーネスが止めに入る。ダズはアラバスタでゾロに負けているので、鷹の目に勝てないということは一目瞭然なのですが、なんとここでクロコダイルが割入ってくる。
七武海VS元七武海の戦いです。
ハンコックがパシフィスタの動きを止めてくれているので、かなりルフィに貢献してくれています。派手な戦いをしていないのに、ルフィのことを大きく助けているところがさすが女帝だなと思うところです。
インペルダウンでダウンしたはずのイナズマがここで登場し、エースの元まで行くための道をつくった。
手を伸ばせばすぐそこにエースがいるというところまで来たルフィ。
しかしここで立ちはだかるのが、ルフィの血の繋がったじいちゃんである、海軍の英雄ガープです。
最後の最後に立ちはだかったのがまさか身内だとは。