事態はなんとルフィVSガープということになってしまった。
義理の兄であるエースを助けるルフィと、実の孫であるルフィを止めるガープ。
ガープがルフィを止める理由。それはガープが海軍であるからです。
職務に私情は持ち込まないということなのでしょう。
「ここを通りたければワシを殺していけ」と孫に言うガープ。
自分の孫を『敵』だとみなしたガープの気持ちはいったいどんなものだったのだろうか。
ルフィに拳をむけるガープですが、脳裏にルフィとエースの幼き姿が甦る。
その一瞬の隙をついたルフィがガープを殴り飛ばすことができた。
そしてルフィは遂に、エースのいる処刑台へと上り詰めた。
すぐ目の前にエースがいるという夢のような光景です。
しかしそう簡単にいくはずがなく、センゴクが何かの能力で変貌を遂げ、エースの手錠の鍵は黄猿によって壊されてしまった。
ここに運よくいたのがMr.3です。
アラバスタ編ではMr.3がこんなに活躍してくれるとは思いもしませんでした。
アラバスタ編や、監獄インペルダウンでも何度も目にしましたが、Mr.3にはどんな鍵でもドルドルの実の能力によって自在に作れてしまうという技があります。
なぜMr.3がこんなところにいたのかというと、今は亡きボンちゃんに心動かされ、せめてもの弔いの意味でこの場にいたようです。
驚いたことに少しの義理人情がMr.3にもあったというわけですね。
海軍がエースに向けて一斉に砲弾を放った。
それと同時に炎の中からエースが登場!!
遂にエースはルフィの手によって解放されました。
Mr.3によってエースの手錠さえはずしてしまえば、エースは能力を使って自在に動くことが出来るようになります。
後はこの戦場から白ひげ傘下の海賊が一気に引き下がって逃げることが出来れば、この戦争は白ひげの勝ちとなります。