サボが死んだと聞いて、ショック状態のルフィです。
そして、「もっと、強くなりたい」感じる。
これは大人になって、エースが死んだときの状態そっくりそのままだなと思いました。
そしてルフィはエースもいなくなってしまうんじゃないかという心配をする。
しかし、エースはこの約束を果たすことができませんでした。
サボが殺された理由についてエースは「自由とは反対のなにか」だと感じ取りました。
サボは自由を求めて海へ出たけど、自由とは反対の何かに殺された・・・。
なかなかに深いです。
天竜人がゴア王国に到着したその夜、ドラゴンもその海の付近にいました。
この場面はサボが助けられたんだなということが、後々にわかる場面ですが、今は誰のことなのかがわからないようになっています。
『ゴア王国』という国に疑問を持ったサボのことを思い出すと、『どくりつ国家』を造ってしまったエースとルフィが面白い。
「風呂はたまに借りる」ところがまた可愛らしい。
いつか「ルフィが世話になった」というシャンクスにあった時のために、エースはマキノさんに挨拶の仕方を教わる。エースのこういうところって、健気で一生懸命で本当に好きです。
エースとルフィは成長を重ね、ついにエースの旅立ちの時がやってきた。
あんなに憎たらしがっていたダダンもいざ別れるとなると、寂しいようです。
ルフィはどこかの海でまた会えると思えますが、ゴア王国にずっと残るダダンは息子が旅立つかのような寂しさを感じるのかもしれませんね。
そしてルフィの船出の時にはダダンは「山賊がいると町のやつがビビるから」と山の中でお別れです。このダダンの気遣いがなんか好きです。
そしてルフィが出航したところで、回想編は終わり。
女ヶ島で現実に打ちのめされたルフィが戻ってきます。