正気を取り戻したルフィがいる女ヶ島にやってきたのは、シャボンディ諸島で出会った男。
ゴールドロジャーの船で副船長をやっていたレイリーさんです。
なんとはるばる遠い海からカームベルト(海王類の巣窟)を通って、体一つで泳いできたというのです。
そしてどうやら蛇姫姉妹も、レイリーとは馴染みがあるようです。
しかし、ハンコックはルフィのことしか視界に入っていない様子。
それにしてもこんな偏狭なところまでレイリーがルフィに会いにくるなんて、ルフィも大物になった感がしみじみと感じられる。
ワンピースの世界では「食べること」について重要視されている場面が多々ありますが、このジンベエの「食べることは生きることじゃ」という言葉は私のお気に入りのセリフで、落ち込んで食欲がない時もこの言葉を思い出して、おいしくご飯を食べています。
ルフィがこの女ヶ島にいることがわかったのはシャッキーの推測のおかげでした。
シャッキーは「ハンコックがルフィに恋をしてるかもしれない」と推察しました。
そしてレイリーはルフィに重要な提案をするためにわざわざこの島にやってきた。
そしてここからは仲間達の近況が描き出される。
まずはウソップですが、巨大な昆虫のいる島で、人間×昆虫のハーフみたいなやつと共に戦っています。
しかもウソップはとんでもないくらいに太っています。
バーソロミュー・くまが今のウソップにふさわしいと選んで飛ばした島はこの〝ボーイン列島〟だったのです。凶暴な動植物のいるこの島がこれからのウソップを育てることになります。
島の名前はたぶん〝暴飲暴食〟とかけているのでしょう。
ルフィのニュースを聞いたウソップは一刻も早く島を出ようと試みます。
チョッパーが落ち着いた島は、鳥が人間を支配する〝トリノ王国〟です。
チョッパーもウソップ同様、ルフィのニュースを聞き、早々と島を飛び立ちます。
しかしさらに新しい新聞を読んで、えらく驚いています。