ワンピースもとうとう六十二巻までやってきましたが、この辺りになってくると、吹き出しが凄く多くなってきます。余白がほとんどなく、みっちりとセリフが詰まっています。
たぶん作者の頭の中がこんな感じで書きたいことと知識とがいっぱい詰まっているのでしょう。
そのおかげで一話を読むのに結構な時間がかかる。
小説を読んでいるかのよう、といえばおおげさかもしれませんが、読んでいるとためになることもたくさんあります。
順調に深海へと進んでいると思いきや、そう簡単にはいかない。
チンピラ海賊カリブーとコリブ―兄弟が乗り込んできました。
そしてその兄弟の乗っている船を引っ張っていたのが、イーストブルーのナミの故郷で魚人達のペットとして飼われていたモームです。
モームどこに行ってもこき使われてて大変だろうなと思ってしまった。
結局カリブーだけが麦わらの船に乗り込んでしまいましたが、敵うはずがなく、あっさりと捕らえられてしまいます。
今の一味は無敵なので、はっきりいって無謀だといえるでしょう。
一味はかなりぶっ飛んだレベルで強くなっていますが、アホさ加減もかなりぶっ飛んでいます。色んな意味でバージョンアップした一味です。
そしてサニー号はさらに深海へと行くために〝下降流〟にたどりつく。
凄い勢いで、これたぶん漫画じゃなく現実の物語だったら死んでると思います(笑)
そしてその滝の中にいるのは巨大なクラーケン。
空島で一度、メリー号ごと食べられかけたカメよりも巨大です。
しかしさすが強くなったルフィは余裕の笑顔です。