しらほし姫が大声で泣いて助けを呼んだことにより、城内は騒然とします。
そんな時、しらほしの部屋に扉から武器が飛んできます。
これはしらほし姫のことを狙っているバンダー・デッケンの仕業です。
ルフィは素早く察知し、武器からしらほしを守ります。
このおかげで、しらほしにとってルフィは危険な人物ではないということがわかり、ルフィは難を逃れる。
しかし
「人魚達を攫った」ということと「マダム・シャリーの予言」の件で麦わらの一味は危険人物と認定されてしまいます。
せっかく竜宮城へ来たのに、とても残念な結果となってしまいました。
ルフィがメガロ(ペットのサメ)の恩人だと知ったしらほしは、ルフィに心を許していきます。しらほしもずっと閉じこもったままなので、誰かと話ができるということはきっと嬉しいのでしょう。
そして、ルフィが悪い人ではないということも、感じとったようです。
ルフィは十年も外に出ていないという、しらほしを外に連れ出すことを提案します。
ただでさえ〝危険人物〟と認定されて危機的状況なのに、人魚姫を外に連れ出したとなると、重罪扱いになると思いますが・・・。もちろんルフィは気にしません。
ルフィが気にするのは、ルールではなく本人の意思なのです。
一方ではナミ、ウソップ、ブルックも大人しくする理由もなく、戦う準備に入ります。
しかしさすがの国王も〝未来予知〟が理由で捕まえるわけにはいかないと、考える。
そんなところへ登場したのがゾロです。久々の登場となります。
竜宮城でずっと酒盛りをしていたようです。
そして魚人街『ノア』では魚人海賊のホーディ・ジョーンズと、しらほしを狙うバンダー・デッケンが手を組んで、『リュウグウ王国の完全崩壊』を企みます。