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ONE PIECE ブログ[六十三巻] 第623話〝海賊フィッシャー・タイガー〟

元奴隷の少女コアラを故郷まで送り届けると決めたタイヨウの海賊団。

故郷に帰る前に、ボサボサだった髪の毛を整え、服装もきちんとしたものを魚人に買ってもらいました。


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ですが、落ち着かないのかコアラは困ると掃除を始めてしまう。まだ奴隷だったころに植え付けられた習慣が抜けてません。

 

ジンベエは「人間は魚人の何を恐いのか」ということをコアラにたずねてみる。

コアラの答えは「何も知らないから」ということで子供らしいまっすぐな答えが返ってきました。

「知れば何かが変わるのか…」と考え込むジンベエの姿が深い。

 

 

タイヨウの海賊団の船で過ごしたコアラは魚人達と仲良くなっていました。

よくよく考えるとコアラがこの船で過ごした日々は、後々にとっても、とても重要な日々だったといえます。

 

 

そしてコアラは魚人海賊団によって無事に故郷まで送り届けられました。

すっかり魚人に懐いているコアラが微笑ましい。

そして、送り届けたあとのフィッシャー・タイガーのほっとした顔に胸打たれる。


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しかしコアラを村まで送り届けた直後、フィッシャー・タイガーは海軍に狙われます。

最初から仕組まれていて、知らなかったのは魚人海賊団とコアラだけということになります。

 

 

魚人海賊団の船は海軍に狙われるも、海を自在に泳げるので、海軍の船を奪うことに成功。しかし直で狙われたフィッシャー・タイガーは瀕死の重傷となってしまった。

 

海軍の船にストックしてあった血を輸血すれば、命が助かりますが、フィッシャー・タイガーは「人間の血を入れるな」と拒みます。

以前、「自分の心の中に住む鬼が恐い」と言っていたことがありますが、人間を心の底からは許せないという、この気持ちがその正体なのでしょう。

 

そしてフィッシャー・タイガーはか自分はかつて奴隷だったということを打ち明けた。


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かつては奴隷だったという屈辱的な事実を誰にも言えずにいたんだと思うと、胸が張り裂けそうになってきます。

 

そしてフィッシャー・タイガーはコアラのような何も知らない新しい世代に希望をかけました。そしてこの日フィッシャー・タイガーはこの世を去ったのです。

 

フィッシャー・タイガーの言ったことを正しく受け取った魚人もいれば、アーロンのようにひねくれた魚人はやはり、この後人間を以前にも増して恨んでいくようになります。