オトヒメが地上から持って帰ってきた紙には、
「魚人族と人間との交友の為提出された署名の意見に私も賛同する」と書かれてあります。魚人島で署名を沢山集め、ふたたび天竜人の元へ提出すれば、魚人達が地上に移住できる可能性がぐんと高まります。
オトヒメのこの行動力に、魚人島の人々も心動かされたようで、次々と署名は集まっていきます。
オトヒメは王子三兄弟と話している時に、巨大な海王類はしらほしが呼んだのだということを話します。
魚人や人魚はもともと魚とは話をすることができるが、海王類と話すことはできないのだそうだ。
しかし数百年に一人、海王類と心を通じ合わせることができるものが誕生する。
それがしらほしだというのです。
そしてそのしらほしの元にはいつかその力を正しく導く者が現れ、その時には世界が大きく変化するのだという。
それって、ルフィのことなんじゃ・・と思うのですが、どうなのでしょう。
この絵の影だけみると、シャンクスにも見える。
ある時事件が起きる。
せっかく集めた署名が燃えています。
もちろんオトヒメは現場に向かいますが、それは急な出来事だった。
心臓を銃で撃たれてしまったのです。
実行したのは、魚人島が移住することを望まない者です。
オトヒメは最後の最後まで「憎まないで」ということを子供たちに伝えました。
ここでしらほしが泣きだしてしまえば、またあの海王類が現れてしまいます。
しらほしが自分で海王類を呼ぶ力をコントロールできるようになるまで、その力は温存しなければなりません。
そこで兄弟は必死でしらほしを笑わせようとする。
オトヒメの子供たちは、オトヒメの意志を受け継いでいくことを約束する。