国王に続き、三王子たちはホーディに捕まってしまった。
魚人海賊団はまた薬物の力を使ってあっさりと勝ってしまったのです。
ホーディはジンベエが思った通り、しらほしが持っている“海王類と繋がる力”を恐れているらしく、しらほしを現場におびき寄せるまでは、国王の死刑を実行しません。
そんな矢先にホーディが仕掛けた罠にしらほしとジンベエが引っかかり、ホーディ―の目の前に落ちてきました。
ホーディはあとはルフィが来るのを待つのみとなります。
ホーディがこの時のために一か月も前から用意していたのが、10万人の〝人間の奴隷〟です。マーメイドカフェで最近客が減ったと言っていたのは、ホーディが地上からやってくる人間を捕らえていたからだったのですね。
そんなホーディの目の前に現れたのがマーメイドカフェのオーナー〝マダム・シャーリー〟です。マダム・シャーリーは、
「この島を滅ぼすのはホーディではなく麦わらのルフィ」だということを伝えます。
気に食わないことを言われたホーディはマダム・シャーリーを撃ちます。容赦ない。
なんと、ここで新事実が発覚。マダム・シャーリーは、アーロンの妹だったのです。
アーロンの妹って美人だったんですね。でもどことなくミステリアスな雰囲気が似ているような気がします。
ホーディは次に、オトヒメ王妃を殺したのは人間ではなく、自分だということを打ち明けました。誰もが憎き人間がやったことだと思っていたので、同じ魚人であり、しかも当時その場で犯人を捕まえた(フリをしていた)ホーディがやったということに誰もが絶望したことでしょう。
ホーディは怒りの矛先をしらほしにも向けますが、なんとしらほしだけがこの事実を知っていたのです。
一方で、バンダー・デッケンは大昔に魚人島民が総出で造ったという謎の巨船『ノア』に手で触れたため、この巨大な船は今からしらほしの元へと向かうことになる。
しらほしは非情に危険な状態となってしまった。