ホーディは自分がオトヒメ王妃を殺したという事実を、しらほしが知っていたということに対して動揺します。
どうやらメガロがしらほしにこっそり教えたようで、長い年月の間、しらほしはその事実をずっと一人で胸にしまい込んでいたのです。
なぜ誰にも言わないままでいたのか・・・それは誰かが知ってしまえば、今度は誰かがホーディを恨むことになるからです。
母親であるオトヒメ王妃が最後に子供たちに残した「憎んではいけない」という言葉をしらほしは忠実に守り、そしてしっかりと母親の約束を受け継いでいたのです。
しかしやはりホーディはその話を聞いて、しらほしのその真っ直ぐな心を侮辱します。
そしてしらほしが誰にも言わなかったお陰で父親や兄貴が死ぬんだということを言い、罪悪感を植え付ける。
ホーディはついに国王や王子たちを殺しにかかります。
ここで国王が死んでしまえば、この国に住む者でホーディに勝てる者はいなくなってしいます。
そんな時に、魚人島の子供たちが、「帽子をかぶった海賊はいつこの島を破壊するのか」ということをマダム・シャーリーにたずねます。
子供ながらに、ホーディに破壊されるよりは少しマシだと思ったのです。
国王が最後のとどめをさされそうになった時、しらほしはルフィに助けを求めます。
そこでやっとルフィが登場する。実はずっと隠れていたのです。
ちょっと・・・かっこよすぎる!
どうやらジンベエと裏合わせをしていて、あらかじめ計画をしていたのです。
ルフィ以外の仲間も登場し、水面下で着々と作戦は決行されていました。
殺されかけていた国王や王子たちも無事に助けることができ、一味がホーディに立ち向かう。
魚人島の人たちは、麦わらの一味が人魚を誘拐しただの、国王を捕らえただのという情報が混乱し、敵なのか、味方なのかということを問います。
しかしそんなことはルフィにとってはどうでもよく、
「敵か味方かお前らが勝手に決めろ」
ということで、ルフィはただホーディを倒すのみです。