六十八巻に入った第一話目の扉絵が意味ありげです。
なんとエースの墓に麦わらの一味復活の新聞、それから兄弟杯が置いてあるではありませんか。これは死んだと思われていたサボが実際に生きていて、エースの墓を訪れたということになります。
ローがルフィに『海賊同盟』の話を持ち掛けますが、その場にいたナミがやっぱり許可を出しません。なんといっても怪しすぎます。
ルフィが「その四皇って誰のことだ?」と聞くと、ここではまだ明かされないが、ルフィは納得したようで、あっさりと承諾してしまう。
ルフィの「人を見抜く目」というのは、今まではずれたところを見たことがないので、きっとローはそこまで悪い奴ではないのかもしれないと思います。
自分の村を救うために一度は仲間を裏切ったナミ、かつては敵であったロビン、初めて出会った時の黒ひげなど、ルフィの勘というのははずさないことが多い。
現在の四皇は、〝カイドウ〟〝ビッグマム〟〝シャンクス〟〝黒ひげ〟ということになりますが、この中で誰を一緒に狙うというのか。
ルフィ以外の仲間はもちろん得体の知れないローと同盟を組むのは反対ですが、個人的にはルフィとローはとても相性がいいと思う。
そしてルフィはうまい具合に仲間をまとめあげる能力も身についていた(笑)
自分の実力を船長に認められた仲間達はあっさりとローを受け入れることになる。
ローと同盟を組むことになったルフィは、誘拐された子供たちを家まで送り届けるということをローに話しますが、やはりローは冷たい。
面倒くさい事には加担したくはないのだ。
しかし子供を助けることに加えて、サムライの体をくっつけるということもしなければ気が済まない一味。ローは不本意ですが、同盟を組んだということで、協力しなければなりません。
少々面倒そうなローですが、なんだかんだで言うことを聞いてくれるところがいいですね。子供たちを助けるべく、ローは医者であるチョッパーと行動を共にします。
こうしてルフィとローは同盟を組み、これから長い事行動を共にすることになります。
果たして、ゾロとサンジはどんな反応をするのか。
一方のシーザーは、スモーカー率いるG5と、麦わらの一味を完全抹殺しなければなりません。そこで登場させたのが得体の知れないモンスターです。