ローに裏切られ、モネやヴェルゴは倒されてしまい、シーザーは今度こそ本当にルフィに倒されてしまった。それにしても、この手の敵キャラは、殴られる直前に特別な地位をちらつかせるのが特徴です。
ワポルがルフィにぶっ飛ばされるときもこんな感じだった。
【公開実験】として映像を新世界各地に送っていたシーザーですが、実験は大失敗どころか、自分がぶっ飛ばされるところを新世界中に放映してしまった。
それもこれも全部ローの計画通りです。
必死で逃げる子供たちと一味の元には、毒をくらって固まってしまった錦えもんを担いでブルックがやってきた。
錦えもんはベガパンクが実験としてつくった小さいドラゴンのことを自分の息子だと勘違いして毒がまん延する部屋に入り固まってしまったのですが、実際にはモモの助はルフィと一緒に行動していて無事です。
固まり損です。
ルフィはシーザーをぶっ飛ばしましたが、ローの目的はあくまでも「シーザーの誘拐」です。
作戦は一刻を争うようで、ローはかなり焦っていますが、ルフィはそんなことはお構いなしで相変わらず能天気です。
何かとルフィのペースに振り回されるロー。
ローはもしかしたら、これほどに無計画な人間には出会ったことがないのかもしれませんね。しかしローはルフィより5個くらい年上なので、お兄さん的な感じでそこそこうまく扱っているような気がします。
言っているそばから、ドフラミンゴのいるドレスローザから刺客が送られてきた。
以前ドフラミンゴを殺しにかかっていた女です。
なぜ殺しにかかったかというと、このベビー5という女の婚約者を、ドフラミンゴは町ごと吹き飛ばしたとのこと。
しかも過去にそのようなことが8回もあったとのこと。
一緒にやってきたバッファローによると、それはドフラミンゴが妹のような存在のベビー5への愛なのだそう。
しかしベビー5の婚約者だった男のなんと気持ちの悪いこと。
ベビー5が結婚を決めた理由は「自分を必要としてくれたから」というものです。
自分に自信のない女にありがちな発言です。
どうりで8回も破棄になったわけです。
ドフラミンゴを島ごと吹き飛ばしてしまう理由もわからなくもない。
どうやら簡単に人を信用し、相手に尽くし過ぎるという癖があるらしいのですが、こういった女性は漫画の中だけではなく、現実世界にも存在する。
しかし、ドフラミンゴがローのいるこの島に送ってくるということは、戦闘力としては相当実力があるのでしょう。