コロシアムの控室にて、ルフィは体格のいい選手を投げ飛ばしてしまいます。
他の選手に比べてルフィはチビだし体も大きくないので、どこから力が出てくるのか驚ろかれたことでしょう。
試合前に乱闘を起こしたということで、ルフィは危うく退場させられそうになりますが、仕掛けてきたのは相手の方です。
ルフィに好意的な選手も、中にはいます。
〝メラメラの実争奪戦〟というだけあって、各国から屈強な参加者が集います。
驚いたことにその中には空島編の〝ジャヤ〟という島で一度対決したことのあるベラミーの姿もありました。
一度ルフィに惨敗してる男です。
そういえば、ジャヤでベラミーはドフラミンゴと繋がりがあるという描写がありました。ドフラミンゴとは一体どんな関係なのか。その他の仲間達はどうなったのか。
闘いに向けて、ルフィが装備を選んでいると、闘技場準備室にいる女たちが次々と倒れていきます。その原因となっていたのが〝美しい貴公子〟こと〝白馬のキャベンディッシュ〟です。
確かに美しくはあるが、若干ナルシストが強いです。
この貴公子ももちろん〝メラメラの実〟を狙っています。
この男にメラメラの実は似合っていると思う。
キャベンディッシュがルフィに「何者だ」と尋ねると、ルフィは
「おれはルフィ!海賊王になる男だ!」と素直に言ってしまいます。
「ルフィ」と「海賊王」という単語にざわつく準備室ですが、ルフィの背中には「ルーシー」とかかれてあります。
どうやら屈強な男たちも、麦わらのルフィにはビビるようです。
キャベンディッシュは世間の興味が自分から新世代に移っていったことを逆恨みしているのです。注目を浴びたいタイプなんですね。
次にルフィの目の前に現れたのは女の剣闘士〝レベッカ〟です。
レベッカはこの場に飾られている〝キュロスの銅像〟についてルフィに説明してくれます。伝説となっているキュロスは実在したのか、誰かの空想なのか、それは誰にもわからないとのこと。
レベッカはこの大会でメラメラの実を手に入れてドフラミンゴに打ち勝つという目的を持っています。この場ではルフィとは敵同士になりますが、相性は良さそうな二人です。