ローがドフラミンゴに狙われて大変だという時に、ルフィはコロシアムでチンジャオとの最終局面を迎えていました。
チンジャオは〝最悪の世代〟ともてはやされたルーキーのことは認めてはおらず、その中で一人だけ例外があるとすれば黒ひげティーチだと言いました。
ルフィ達が修行をしていた二年間、黒ひげがどれだけの悪事をしでかしたのかが気になるところです。
エースやレイリーの事まで触れられ、最悪の侮辱を受けたルフィは言い返すこともせず、チンジャオに立ち向かいます。
チンジャオがなぜルフィのじいちゃんであるガープを恨んでいたのか。
それは30年前のチンジャオの記憶の中にあります。
チンジャオはその昔自慢の長くて丈夫な頭を持っていました。
氷の中に埋もれる巨万の富を目の前にしたその時、ガープのゲンコツでその自慢の頭を失いました。氷を割るための丈夫な頭がなくなってしまったので、巨万の富を目の前にして諦めなければならないという状況を味わったのです。
その恨みの矛先が今現在ルフィへと向けられています。
しかし、ルフィがチンジャオの頭に攻撃をくわえると、なんと昔のような自慢の長い頭が復活したのです。
ルフィのじいちゃんによって失ってしまった自慢の長い頭が、ルフィの一撃によって復活したのです。
そしてチンジャオはそのまま場外の水の中へと沈没したので、Cブロックの闘いはルフィが勝利したということになります。