レベッカが語り出したのは、ルフィも会場で出会った「片足の兵隊さん」についてです。その兵隊さんは親のいないレベッカを育てた、親も同然の人なのだそう。
ドフラミンゴに戦いを挑みにいった兵隊さんに対して「守られるだけはいやだ」という理由でレベッカはこの大会で優勝を取りにいきます。
レベッカには何か特別な過去があるようで回想が入ります。
レベッカの母親と幼いレベッカは何者かに命を狙われることとなりました。
しばらくは隠れていたのですが、二日間何も食べていなかったレベッカは母親にお腹が空いたと伝えたところ、母親は食料をとりにでかけました。
しかし戻ってきたのはオモチャの兵隊に抱えられた母親でした。
食料をとりに行ったばかりに、敵に狙われてしまったのです。
レベッカはこのことがきっかけであまりお腹が空かない体質になってしまいました。
兵隊さんは「母親は守れなかったが命に換えてもキミの事は守り抜く」とこの時レベッカと約束をしました。
レベッカの幸せを奪ったのはやはりドフラミンゴでした。
ドレスローザの現在の王はドフラミンゴですが、本当の王がドフラミンゴによって消されてしまったということになります。
レベッカが強い理由、それは兵隊さんがレベッカに自分を守る方法を教えてくれたからなのです。
レベッカがDブロック大会に入場するとどういうわけか、会場からバルト・ロメオにも劣らないブーイングが沸き起こります。
レベッカはかつて国中の恨みを買った〝先代国王〟の孫であったのです。
現在の国王であるドフラミンゴの裏の顔はまだ国民には知られていないようです。