ロビンも小人達も全員やられてしまい、トレーボルにもシュガーにも勝てる気がしないウソップは逃亡を決めます。
一方で労働を強いられているオモチャ達の耳にも「誰かがドフラミンゴに楯突いている」という情報は入っているようです。
八年もの間労働させられているということで、オモチャにとっては願ってもないことなのです。
弱りきっている小人達はウソランド(ウソップ)の名前を最後まで呼び続けます。
ウソップとしてはこっそり逃げ出したかったところですが、小人達はウソランドのことを完全にヒーローだと信じ切ってしまっているのです。
しかし肝心のウソランドは助けにこない。
トレーボルは「また騙されたんだ」とそそのかしますが、しかしそれはほぼ合っている。しかし、それでもウソランドのことだけは最後まで信じ続ける小人達が健気です。
その健気さにはさすがのウソップも良心が痛んできました。
そしてついにトレーボルとシュガーの前に姿を現します。
ウソップは小人達に全部ウソだったんだということを白状します。
真実を知り傷ついた小人達がかわいそうですが、ウソップが〝今から伝説のヒーローになってやる〟とトレーボルに狙いを定めます。
ウソだったということがわかったとしても、ウソップの反撃に、小人達が興奮していて可愛らしいです。