第766の扉絵は、居酒屋の店員ナミ、ラーメンを食べるルフィ、ルフィの頭に乗るチョッパーが描かれていますが、ルフィの向かいに座っている男が誰なのかがわからない。私は最初サボかエースあたりかな?と思ったのですが、着物風の服や、つつま先が出ている靴などを見ると、なんか違う。ゾロでもないし、誰なのかが結局わからずネットで調べてみたところ、正体はなんとこの時期連載終了となった『NARUTO』の主人公である『うずまきナルト』であることがわかりました。
なるほど、NARUTOを読んだことがない私はわかるはずがなかったのです。
よくよく見てみると、居酒屋の壁に貼ってあるメニューの頭文字だけを見ていくと、『なるとおつかれさんでした』と書かれていることがわかります。
登場しているナミ、ルフィ、チョッパー(トニートニー)の頭文字を取ると、『ナルト』になるというところも凝っていてさすがだなと思います。
さらにナルトとルフィの間でキツネがラーメンを食べている。
海賊から〝オペオペの実〟を奪うことに成功したコラソンはローの元へ急ぎます。
ローはコラソンに無理やり実を食べさせられますが、その直後にコラソンは気を失ってしまいます。実を奪った時に海賊達に撃たれたようで、とても生きていられるような傷ではありません。
瀕死状態のコラソンに文書を届けてくれと頼まれたローは海軍のいる場所へと向かいますが、運が悪くそこにいたのはヴェルゴでした。
ヴェルゴはドフラミンゴファミリーであり、スパイとして海軍に潜入しています。
一番渡ってはいけない奴に文書が渡ってしまったということになります。
コラソンが裏切ったということがわかるとヴェルゴはコラソンを消しにかかります。
さらに島にはドフラミンゴが到着。
逃げ場がないとわかり、死を悟ったコラソンは、場違いな状況でせめてもとローに笑顔を残します。
これまでワンピースには変わったキャラがたくさん登場していますが、コラソンは今まで登場したどの人物ともかぶらない変わったキャラを持っていると思います。
登場する期間が短いのが残念でした。