天竜人の地位を放棄した父親に恨みを持ったドフラミンゴは実の父親を撃ち殺し、その首を天竜人のところへ持って行ったという。しかし今さらドフラミンゴは天竜人に戻れることもなく、海賊の道へと進むことになったのです。
父親を目の前で殺されたコラソンは、ドフラミンゴとは別の思想を持って別々の道を歩むことになりますが、その後海軍のスパイとしてドフラミンゴファミリーに加入します。
そして年月が経ち、コラソンが裏切ったということがわかるとドフラミンゴは実の弟だということにも関わらず、コラソンを撃ち殺してしまったのです。
ローが心を開いた唯一の相手が殺されてしまうとなるととても胸が痛みますが、コラソンは最後の最後までローに笑顔を残そうとします。
不器用ながらも精一杯の愛情が溢れ出ていてコラソンの優しさを感じるところです。
ローの自由を叫んだところでコラソンは殺されてしまった。
ドフラミンゴはまさに血の通っていない男と言えるでしょう。
死ぬ直前までローの身を案じたコラソンの尋常じゃない優しさに胸が痛くなります。
このあとローは一人ぼっちでどうやって生きていったのかが気になりますが、ローの回想編はここで終わりになります。