コラソンの想いを遂げるために、ローはドフラミンゴに立ち向かいます。
今の状況を見ていると、実力レベルでローがドフラミンゴに勝つのは難しいと思います。
ドフラミンゴは過去のローの失態を持ち出して、ローの感情を揺さぶりますが、慣れたものなのか、ローはその手には乗りません。
ドフラミンゴが考えたことに乗ってしまえば、ロー自身の観念が崩れてしまうことを、ローは知っているのでしょう。とても賢いです。
しかしやはりパワーではドフラミンゴに劣るのか、ローの腕は切れてしまった。
ドフラミンゴは本気でローのことを消しにかかるつもりです。
死の外科医なので腕は切れても元に戻せるのですが、最初に腕が切れた場面を見ると、衝撃を受けます。
ローが殺される直前で、ルフィがやっと〝影ドフィ〟をやっつけて現れた。
ずっとドフラミンゴに操られ続け、不本意にもルフィと戦わされていたベラミーですが、ここでやっとその身は自由になります。
ルフィは完全にベラミーと馴れ合ってしまっていますが、ここでベラミーがやけを起こします。怒りの矛先は、ドフラミンゴではなく、ルフィに向けられたのです。
ベラミーは「憧れる男を間違えた」ということをわかった上で、最後にルフィに決闘を挑んだのです。
まさかここでもう一度ルフィがベラミーと戦うことになるとは。
ただベラミーなりの、ドフラミンゴへの筋の通し方だったのだと思います。
意外にも不器用な男であるという、人間臭さをベラミーに感じました。