フランキーがドフラミンゴファミリーのセニョール・ピンクを倒したことにより、いよいよ小人のトンタッタ族は【SMILE工場】の破壊へと向かいます。
一方でディアマンテと戦うキュロスは、ロビンの登場によりレベッカに気を使う必要がなくなり、これから本気で戦うこととなります。
自分の妻であるスカーレットを殺した宿敵です。
ディアマンテは能力者であり、キュロスは片足というハンデがあります。
卑怯なことにディアマンテはキュロスの残った片足を狙います。
キュロスはバランスを崩し、その場に倒れさらには鉄球が降りそそぎます。
その光景をみたレベッカがいてもたってもいられずに、ディアマンテに向かって行きそうになりますが、キュロスがそうはさせません。
ここでもしレベッカがディアマンテと戦っていたら、母親のスカーレットのように殺されてしまったかもしれません。
同じ苦しみを二度と味わうわけにはいかないキュロスは鉄球の雨の中立ち上がります。
レベッカは「人を傷つけてはいけない」という母の約束を守り、剣闘士でありながらも一度も自ら誰かを攻撃をしたことがなかったのです。
その約束を守るためにもキュロスはレベッカが戦うことを許しません。
そしてついにキュロスはディアマンテを倒し、長年の想いを成し遂げた。
キュロスは昔も今も変わらず無敗の男だったのです。