海軍に目をつけられ、ドレスローザを脱出することになった一味ですが、ここでルフィの気まぐれが出てくる。
ルフィが一人でやってきたのはレベッカのいる王宮です。
ドレスアップしてすっかり王女様になったレベッカは、ビビとかぶるところがあります。最初は剣闘士として登場しましたが、こうしてみるとまだまだか弱くも感じる。
ルフィがやってきた理由はお別れを言いにきたわけではなく、レベッカの父親であるキュロスのことについてを確認しにきたのです。
レベッカとキュロスは親子同士ですが、思えばレベッカが幼い頃から記憶から父親の存在が消えています。
赤ん坊の頃もレベッカのことが愛しすぎて、触ることすらできないというキュロスでした。
レベッカとキュロスが大人になってから親子として意思疎通をしたのは、シュガーの能力が解けて、オモチャの兵隊から人間へと戻ることができて初めてのこととなります。
少しぎこちなくなってしまうのは当たり前のことなのです。
そしてルフィはやはりいつでも大胆だった。
なんとレベッカを担いでキュロスの元へと向かったのです。
キュロスが荷物をまとめ、国を出ようとしていたその時、レベッカは到着しました。
レベッカは王宮の王族として幸せになることなど望んでいなかったのです。
レベッカは、ヴィオラに王女の座を任せましたが、思い起こせばレベッカの母親も昔に同じことをしていました。
ルフィは無事に役目を終え、藤虎に追われる中、急いで仲間の元へと向かいます。