ルフィを目の前に、堂々と自己紹介をした7つの船団ですが、ルフィは親子盃を飲むことをあっさりと拒否します。
あらためて、総勢5千6百名もの子分ができると思うと凄いことですが、ルフィにはそれが面倒くさい。ルフィらしいですね。
そして、ゾロの言う通り、「ルフィにはそういうのは向いていない」。
まさにその通りだと思います。
ルフィのこの態度には、プライドの高いキャベンディッシュが怒ります。
超絶ナルシストで自信家のキャベンディッシュがルフィの傘下に入るということはただ事ではないのに、それを断られるとなると、カチンときても仕方がありません。
このキャラ好きです。
そして子分たちはルフィに無理やり酒を飲ませようとします(笑)
ルフィの考え方に、仲間以外は完全に理解が難しいようです。
そしてロメオはルフィが偉さではなく自由を求めていることを悟ります。
そんなルフィにさらに惚れ直した子分たちは、勝手に子分盃を口にします。
これで麦わらの一味とこの子分たちとの間に絆が結ばれたことになります。
ルフィが親分にならなくても、自由に勝手に子分盃を飲むということになりました。
そして親分盃を飲んだのはルフィではなく、単に酒好きのゾロという適当感もまたいいです。
藤虎は餞別にとガレキの雨をお見舞いしますが、実のところはルフィには政府の尻拭いをしてもらって感謝をしています。本当に義理人情の厚い人物です。
新しいタイプの海軍だと思います。
ドレスローザに残る一組の親子。
また荒波を越えて行くことになる一味に対して、ほんわかと温かい親子の関係が、じんわりと胸に沁みます。剣闘士だったレベッカの表情がすっかり少女になっていて、これからのドレスローザの平和を象徴しているかのようです。
800話の最後には、また意味深な一文が・・・。
この曲者の子分7名がこの先に各個成長を遂げ、いずれ歴史に名を残す【一大事件】を引き起こすとのこと。
何が起こるのか、本当に楽しみです。