自分のつくった〝KORO〟という殺戮ガスによって滅んだ国を見て不敵の笑みを浮かべるシーザーの顔がほんとうに憎たらしいです。
使ったのはシーザーではなくても、何の目的でつくったのかを問われれば、罪を免れることはできません。
殺戮ガスの名前は〝KORO〟(コロ)なのに、811話のタイトル名が〝ROKO〟(ロコ)でなぜさかさまになっているのかは謎です。
幸いなことに、シーザーがつくったこの殺戮ガスは、シーザーの能力によって中和できるというのです。
死を待つのみだったゾウの国のミンク達にとっては、光が差したような出来事でしょう。
シーザーが毒ガスを中和したあとで、サンジやナミ達がゾウの国の現状を目の当たりにしますが、〝ミンク族〟という得体のしれない種族を助けたところで、後悔をすることになっては・・という考えが出てすぐには行動できず。
そんなところに登場したのが、相当弱ったミンクです。
個人的にはサンジがこのミンクのことを『その女』という表現を使ったことに驚きました。
いつもは『レディ』なんていう表現をしますが、さすがにナミの身に危険が迫った状況ではそんなことは言ってられません。
そんなところにシーザーとチョッパーが現れ、誤解はすぐに解け、すぐに処置を始めます。
この話を聞いた一味は、ジャックという人物に腹が立ちますが、なんとその後のジャックは死亡記事が出たとのこと。
この国の大体の経緯は理解出来てきましたが、サンジやシーザーが消えたところまではまだ話されていません。
ブルックが言うところによると、「サンジはもう戻ってこないかもしれない」とのこと。
サンジの置手紙には「戻る」ということが書いてあったらしいのですが、実際はもっと深刻なのだそうだ。