すべての経緯を聞いたルフィ一行は、イヌアラシ公爵の元から、今度はネコマムシの旦那の元へと向かいます。
サンジからの手紙を読んだルフィは、サンジに嫁ができる→かならず戻ってくる→嫁を連れてくる→仲間が一人増えるといった具合に解釈し、お気楽なものです。
「結婚が逃げられないものだった場合」、サンジは一味を脱退するだろうという予測を立てる一行です。
仮にサンジが一味を抜けたとしたら、寂しいのはもちろん、美味しい料理を食べられなくなってしまう。ルフィの食欲を管理できるものはそうそう見つからないでしょう。
そして、戦闘力も大幅にダウンすることとなります。
さらにはオールブルーの夢といったものがどんなものなのかが知ることができないというのは一番の損失ではないかと思います。
物知りのロビンは〝ヴィンスモーク〟という名を聞いたことがあると思い出そうとするロビンに対して、人生経験の長いブルックは何かを知っているようです。
サンジの事を心配する一味ですが、ゾロばかりは現実的です。
ゾロの言っていることはもっともで、これから・・・というかもうすでにカイドウに狙われているのに、さらにビッグ・マムもとなると、間違いなく壊滅してしまうでしょう。
モヤモヤしている時間があるなら直接聞きに行こうとするルフィ。
ゾウの国での用事が済んだらサンジの元へ向かうことになりました。
無事にネコマムシの旦那がいる場所へ到着。
チョッパーが鹿なのかトナカイなのかわかりませんが、ミンクの女の子に恋をしているのが嬉しいような悲しいような・・・。
肝心のネコマムシの旦那といえば、大胆にもお風呂に入ってご飯を食べていました。
自由気ままで、注射は苦手なところがなんとも可愛らしい。
ルフィは、サンジの後を追うために、ビッグ・マム海賊団の一員ぺコムズを訪ねます。
ネコマムシとぺコムズが混ざって、ペコマムシと呼んでいるルフィが面白い。
ぺコムズに、サンジの結婚式の詳しい話を聞くと、〝ヴィンスモーク家〟の謎が明らかとなりました。
なんと、ヴィンスモーク家は闇の世界では有名な〝人殺しの一族〟なのだそうだ。
サンジは善人というわけでもないし、そもそも海賊なので、サンジの家族がそういう血筋だったとしても、特に驚くことではないのかなと思います。
ただ、〝無意味な殺しをする〟といった面では、軽視できないことなのかもしれません。