ぺコムズの話によると、〝ジェルマ66〟という〝戦争屋〟のトップにいるのがサンジの父親なのだそう。
ナミは〝空想上の悪の軍隊〟としてその名を知っていたようですが、それが実在するということはここで初めてわかったようです。
もちろん、ルフィにはそんなことはどうでもよくて、大事なのはサンジが戻ってくるかどうかです。
さらに「ビッグ・マムの下につくのは嫌だから逆におれの下につけ」と言ってしまう相変わらずの破天荒さです。
それを聞いてひっくり返るぺコムズですが、怒ってサングラスを外した時の目が可愛い。
ぺコムズの話によると、結婚式から免れられないということは事実なのだそうで、
断れば、サンジと深い関わりのある人物の首が本人に届けられるという。
それは〝麦わらの一味〟の誰かかもしれないし、〝イーストブルーのレストラン〟の誰か、〝カマバッカ王国〟の誰か・・・とのこと。
なんでサンジの辿った道が詳細に知られているのかが謎ですが、それが〝力〟なのだそうだ。こわい。
そしてぺコムズは、「麦わらの一味がビッグ・マムの傘下に入ることはない」ということを伝えます。何やらこれは「政略結婚」なのだそう。
結婚が成立した瞬間、サンジは麦わらの仲間ではなくなるのです。
それにしても、懸賞金を手配している政府と闇の世界が何か繋がっているような気がするのは気のせいなのだろうか。
サンジの親族が、サンジを生け捕りにしてくれと政府に頼んだのではなかろうか。
ぺコムズはケガが治ったらビッグ・マムの元へ向かうというので、ルフィはそれについていくことを決めました。
こっそり忍び込んで式をぶっ壊すといった算段です。
ルフィはそのことをローに話すと、さすがのローもたじたじです。
ゾウの国を心配しているローに優しさと意外性を感じます。
そして二度目の宴が始まる。
楽しそうな宴をよそに、〝アダルトチーム〟は侍が登象してこないかを監視します。
ゾウの国の破壊の原因となった侍が来てしまうと、国は混乱してしまうからです。
このチーム落ち着いていてとてもいい味が出ていると思います。
しかし朝になるころには三人は爆睡、寝ている間に侍は到着し、入国をしてしまうこととなります。