早くもサンジの結婚相手である〝プリン〟と顔を合わせることになってしまったルフィ一行は、その可愛さと優しさに驚きます。
プリンの方も偶然にもサンジの仲間と知り合ってしまったことを驚きますが、身の上話を始めます。
ビッグ・マムの子供は全部で85人いて、父親はバラバラなのだそう。
最初に思ったことは、85人も子供を生んだビッグ・マムは相当体力があるなということ。現実レベルで考えてしまいましたが、普通の人間であればそこまで体力はもたないはずです。
ここでこの世の中で一番子供を産んだのはどこの誰で、何人産んだのだろうと気になり、調べてみました。
世界最高記録はロシアの女性で69人もの子供を産んだのだそう。
すごいですね。
ビッグ・マムの場合は夫が43人いるということですが、「そんな逆ハーレムがあっていいのか?」と思ってしまった。
歴史的にも女がハーレムを作るという話は聞いたことがありませんが、さすがワンピースの世界。ビッグ・マムのパワーの凄さが窺い知れます。
ここの話を読んだ時、初めて何故〝ビッグ・マム〟と呼ばれているのかが理解できました。
それと同時にビッグ・ダディを思い出しました。ビッグ・ダディの女版なんだなと・・・。
プリンは色々と話してくれますが、ナミが反応したところは、たぶんローラのことを言っているんだろうなと思うこのシーン。
やっぱりローラはビッグ・マムの娘だったのです。しかし、ローラの場合は「結婚相手を選べない」というのが嫌で、海へ飛び出したのです。
それでもスリラーバーグでは、「ママを頼ったらいい」というようなことを言ってビブルカードを渡してくれています。
ローラのママと敵として出会うなんて、一味もローラも思っていなかったことでしょう。
プリンがサンジに会ってみた感想は、意外なもので、すごく好感触だったようです。
サンジがここまで女に惚れられているのが新鮮すぎて、敵なのにむしろ応援したくなる。
サンジは料理人だし、プリンはお菓子職人だし、普通に考えるとこんなにピタッとくる相手はいないのではないでしょうか。
ルフィ一行がサンジを取り返しにきということがわかると、プリンは名残惜しくも諦めてくれます。すごくいい子過ぎて、胸が痛みます。
しかも、すでにサンジには結婚を断られていたのです。
サンジのことだから、こんなにいい子を目の前にして断ることができないのでは?という予想を裏切り、サンジは男らしく仲間と夢を選びました。
考えてみると、サンジがプリンに惚れ込んで結婚して旅を辞めたとしても、きっとそれがずっと心残りになってしまい、後悔したことでしょう。
プリンはサンジは諦めるということで、ルフィ達にビッグ・マムに見つからないルートを教えてくれます。
運よくこのままスムーズに進めればいいのですが、そこは簡単にはいってくれないでしょう。
一行が船に引き返すと、船にいるはずのぺコムズが消えていました。
爪で引っ掻いたのか?と思うと可愛らしい。
最近ぺコムズのキャラ結構好きです。
かなりヤバイ状況だということがわかりますが、ルフィにとっては関係のないようで、進むことになります。ヤバイ展開になりそうです。
828巻ラストでは、サンジの兄らしき人物が登場。
以前はサンジの弟ヨンジの登場しましたが、今回はタイトルが〝1と2〟ということで、長男と次男ということなのでしょう。
サンジよりもいかつくて、あまり好きになれないキャラです。