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ウィスキーピークでロビンがビビを馬鹿にした本当の理由

 

ウィスキーピークで初登場したニコ・ロビン

今でこそ麦わらの一味に加わりとても馴染んでいますが、初登場時のミステリアスな恐ろしさは尋常ではない。

 

そんなロビンですが、13巻でメリー号上にてビビに酷い言葉を投げかけています。

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何か得体の知れないものに国を乗っ取られそうになっているのを、ビビはイガラムと共に非力ながらに動いてどうにかそれを阻止しようとしている。

 

それを乗っ取りを企てるバロックワークスのボスのパートナーとして、「バカバカしい」と一蹴するロビン。

初めてここの部分を見た時には、自らの組織に絶大な自信がある冷酷な女という印象を受けます。

 

 

結局紆余曲折あり、バロックワークスのボスであるクロコダイルはルフィの手で倒され、最終的にロビンは麦わらの一味に加入することになる。

他のメンバーは元敵のロビンに警戒心がありましたが、ルフィは「大丈夫悪い奴じゃないから」と確かな根拠もなしにロビンを迎え入れます。

 

 

 

話は進み、41巻でロビンの幼少期の頃の話が出てくる。

一味は大体胸の抉られるような過去を持っていますが、ロビンは格段とおどろおどろしい。

子供の頃に8千万ベリーという懸賞金をかけられただけあります。

 

ロビンの住んでいた『オハラ』は世界の真実にたどり着いたが、それ故に政府に目を付けられ、バスターーコールで島全体を破壊されてしまった。

この時に、ロビンの面倒を見てくれた図書館の仲間やたまたま出会って仲良くなったサウロ、そして母親が亡くなったと思われる。

 

ロビンは一人でオハラから逃げ出すことになる。


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巨大な勢力相手には一人の力では何もできないと、幼いながらに悟ったロビンだからこそ、一人で戦うビビを見てバカバカしいという言葉が出てきたのでしょう。

 

なんとなく、本気でバカにしているというよりかは、ビビの身を案じているようにも見てとれます。

ビビの境遇に自らの悲惨な過去を重ねての発言だったのかもしれません。